金沢着物レンタル椿で『着物所作美人』
こんにちわ!
金沢の「着物レンタル椿」です(^^)
先日、椿で可愛いお着物をお召しになり笑顔でお出掛けされたお客様が5分もたたないうちに血相を変えてお戻りになられました
お戻りに成られた原因は…
「この格好で、どうやってトイレに行ったら良いのでしょう?!」
はい!
お着物姿で用を足した事がない方には、ごもっともな難題です
そこで、今日は
着物所作『トイレ編』の特集です
まず、トイレは慣れないうちは和式より、洋式🚾をお薦めします
そして、トイレに入りましたら…
1.上前の端を右手で持ち上げます
2.左手で上前の裾端を探って持ち上げ折り返します
3.右手が下前の裾端までたどり着いたら裾を折り返します
4.裾全体が折り返るので、袋状になった裾の中に左右の袖を入れます
これで、袖の引っ掛かりや床に擦れて汚れるのを予防出来ます
5.左手側の上前の裾端を帯の右側に入れ込みます
6.右手側の下前の裾端を上前に被せるようにして帯の左側に入れ込みます
7.長襦袢も1~6の要領で帯に入れ込みます
8.後は肌着を上前、下前と左右にめくって下着を降ろして便座に腰かけ用を足します
9.8~2を逆にたどり元に戻します
手を洗うときは…
ハンカチを帯に掛けて、両袖口を折り返し、振りは帯に挟み込むと濡れる心配がありません
トイレに座り前屈みになると、必ず襟元が緩みます
帯も上がるか下がるかして胸元も緩みます
そこで、『着崩れの直し方』です🎵
襟元の弛みは…
トイレの中で8~4まで戻したら、長襦袢の後ろお尻の上あたりを両手でぐっと下に引き下ろします
すると、襟が後ろに引かれ弛みも整います
襟元に綺麗なダイヤ♦️が出来るよう鏡で確めながら左右の襟の出方を整えます
胸元の弛み…
両胸から脇にかけて斜め下方向に指を帯に差し入れると治まります
おはしょりの乱れ…
後ろのおはしょりは帯の下線からお尻にかけて撫で下ろします
前のおはしょりも同様に撫で下ろします
帯の弛み…
もし、帯が弛んで落ちそうに感じたらハンカチを小さく畳んで帯の下端に入れ込みます
さあ、これで椿を出発したときと同じ美しい着物姿に戻りました(^-^)/
安心して金沢街歩きお楽しみ下さいね \(^o^)/